いろいろな使い方ができるdポイントを、どう使うと一番お得か考えてみました。
dポイントの場合、どう使っても1ポイント=1円で使用できると思いますが、ポイントを使った場合にもらえるポイントは、ポイントを使わなかった場合にもらえるポイントより少なくなることが多いです。なので、ポイントを使った場合でももらえるポイントをできるだけ減らさないことが、お得な使い方だと思います。
今回は、ポイントを使った場合と、ポイントを使わなかった場合で、同じポイントがもらえる方法を紹介します。裏技的なものはありません。
結論:iDキャッシュバック(dカード)に交換する
iDキャッシュバック(dカード)とは
月々の dカード/dカード GOLD の利用額のうち、電子マネー「iD」での支払い分について、請求時に保有するiDキャッシュバック分を減額するものです。dポイント100ポイントはiDキャッシュバック100円と交換できます。
iDキャッシュバック(dカード)がお得な理由
dカード/dカード GOLD を利用したことによるポイント付与は、「iD」での支払いも含めカードの利用ごとに行われます。(月々の合算分に対してポイントが付与される仕組みではない)
「iD」での支払い分についてのポイント付与は、支払い時に付与されます。請求時にiDキャッシュバックで減額されるかどうかに影響されません。このため、ポイントを使った場合と、ポイントを使わなかった場合で、同じポイントをもらうことができます。
■dポイント1000ポイントをiDキャッシュバックに交換した場合
保有するiDキャッシュバック:1000円
iDによる支払い額:1000円
→
請求額:0円
もらえるdポイント:10ポイント(100円で1ポイントとして)
■iDキャッシュバックを保有していない場合
保有するiDキャッシュバック:0円
iDによる支払い額:1000円
→
請求額:1000円
もらえるdポイント:10ポイント(100円で1ポイントとして)
iDキャッシュバック(dカード)以外がお得でない理由
iDキャッシュバック(dカード)以外でdポイントを使用してしまうと、dポイントをもらえる取引が減ってしまうためです。
1回の買い物について、dポイントをもらえる取引が複数あります。
- dポイントカードによる、買い物をしたことへのポイント付与
- d払いによる、支払いに対するポイント付与
- クレジットカードによる、d払い利用分に対するポイント付与
例えば、dポイントが1000ポイントあり、1000円分の買い物をするとします。ポイントの使い方でもらえるポイントを見てみます。
■1でポイントを使った場合
1ではポイント利用分についてポイントはもらえませんので、もらえるポイントは0ポイントです。
2、3は取引が発生しませんので、もらえるポイントは0ポイントです。
→合計0ポイント
■2でポイントを使った場合
1では200円で1ポイントとして、もらえるポイントは5ポイントです。
2ではポイント利用分についてポイントはもらえませんので、もらえるポイントは0ポイントです。
3は取引が発生しませんので、もらえるポイントは0ポイントです。
→合計5ポイント
■3でポイントを使った場合
仕組みがないためできません。
■(参考)ポイントを使わなかった場合
1では200円で1ポイントとして、もらえるポイントは5ポイントです。
2では200円で1ポイントとして、もらえるポイントは5ポイントです。
3では100円で1ポイントとして、もらえるポイントは10ポイントです。
→合計20ポイント
以上より、ポイントを使うともらえるポイントが減ってしまうことがわかります。
※2でポイントを使用してもポイントをもらえる場合もありますが、3が発生しないのでお得になることはないはずです。
iDキャッシュバック(dカード)に交換するメリット
ポイント利用がお得以外にもメリットがあると思うので紹介します。
ポイントの利用期限を延ばせる
dポイント(期間・用途限定)も交換できるので、dポイントを期限内に急いで消化する必要がなくなります。
交換したiDキャッシュバックの有効期限は約6か月です。iDキャッシュバックに交換すると未使用のiDキャッシュバック分も全て有効期限が延長されますので、こまめに交換すれば期限切れになることはないと思います。
・本商品をdカードのiDご利用代金に充当できる期間(以下、「利用期間」という)は、申込受付月の16日を起算日とした6か月間(15日まで)となり、その期間に充当されなかったiDキャッシュバック(dカード)は失効いたします。
・iDキャッシュバック(dカード)交換後、その申込月を含む6か月後の末日までに追加で交換した場合には、以前交換したiDキャッシュバック(dカード)の残額の利用期間は、最新のiDキャッシュバック(dカード)の利用期間に更新されます。
iDキャッシュバック(dカード)に交換するデメリット
dカード/dカード GOLD が必要
クレジットカードが増えることに抵抗がある場合は、iDキャッシュバック(dカード)に交換することで得するポイントを考えるとデメリットだと思います。
dカードは年会費無料なので、作ってもいいのではないかと思います。
dカード GOLDは年会費10,000円ですが、ドコモのケータイ/「ドコモ光」について約10%ポイント還元されるので、利用状況によっては作ったほうがいいかもしれません。
iDによる支払いは、クレジットカードを使ってもできますが、おサイフケータイでもできるので、dカード/dカード GOLD を携帯することは必須ではありません。
iDキャッシュバックの残高がわかりにくい
dポイントをiDキャッシュバックに交換しても、即iDキャッシュバックの残高として反映されません。また、iDの利用分だけ合計を表示する仕組みもないと思うので、iDキャッシュバックの分だけiDを利用することは難しいと思います。
iDキャッシュバックが期限切れさせないことを前提にすると、「d払い」が使えるお店では「d払い」でポイントをためて、「d払い」は使えないが「iD」は使えるお店では「iD」でiDキャッシュバックを消化するのが無駄がないかもしれません。iDキャッシュバックがなかなか減らないかもしれませんが。
dカード/dカード GOLD の作成について
ドコモのホームページなどから dカード/dカード GOLD を作成することもできますが、ポイントサイトを経由するとポイントサイトのポイントももらえます。
特にmoppyというポイントサイトだと、moppyポイントをdポイントに交換できますので、有効利用しやすいと思います。特に年末は交換について増量キャンペーンがあるようです。
下記からmoppyに会員登録されると2,000ポイントもらえるかもしれません。約2か月で5,000ポイント獲得が条件のようです。
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