籾摺り、グレーダーを例年通り行ったところ、玄米に選別しきれなかったクズ米が多く混ざったそうです。
クズ米を取り除く方法として、再度グレーダーをかけることにしたそうなのですが、手作業で30kgの袋から1kgくらいすくって、グレーダーのホッパーに入れることを繰り返す予定とのことでした。
必要な時間と労力が膨大なので、省エネできる方法がないか検討しました。
案1:昇降機を使ってグレーダーに入れる
電力を使って、玄米などを持ち上げる昇降機があるようです。
オプション品のライバケジョーゴを使えば、玄米を投入しやすそうです。
グレーダーのホッパーの高さが低くいようなら、下の商品の方が安く済むと思います。
ただ、オプション品の種類や、1時間に運べる重さは劣るようです。
専用の機械なので、対応方法としてはシンプルですが、費用がかかるのに今後使い道がなさそうなので、採用しにくそうです。
案2:籾摺り機を使ってグレーダーに入れる
玄米なので籾摺りの必要はありませんが、籾摺り機に昇降機は内蔵されているので、それを利用できると思います。
玄米に籾摺りを行うと、玄米にダメージを与えそうですが、籾摺り用のゴムロールを開放して籾摺りを無効にすることができそうです。
また、籾摺り機のホッパーの位置は高いですが広さはあるので、玄米を機械なしで投入することは可能だと思います。もし玄米の投入に昇降機が必要になるなら、案1でいいと思います。
玄米を再度籾摺り機に通すことについては、下記ブログの「3. 籾について」を参照ください。
また、籾摺り機によっては、籾の混ざった玄米を再選別することを想定していて、取説に操作方法が書かれているようです。
やりたいことは籾摺り機の昇降機を使うことで、再選別でも昇降機を使えますので、取説を確認してみるといいかもしれません。
消費電力が多く必要なこと、玄米を持ってきて戻す作業が必要なこと(籾摺り機の移動は困難なので、玄米を移動するため)などデメリットはありますが、機材を購入する必要がなく、手作業よりは良さそうです。
来年に向けて
なぜクズ米が多かったか、どうすればクズ米が減らせるかは検証しないようなので、今後もクズ米を選別できない年はありそうです。
選別しきれないことを前提に、最初からグレーダーを2台繋げたいと思います。
グレーダーが1台増えても、
・籾摺りに必要な時間は、ほとんど変わらないと思います。(最初に1台目に玄米が入ってから、2台目に玄米が入るまでの時間だけ)
・グレーダーは選別計量機で行いますが、1台目は計量しなければグレーダーとして動作し続けると思います。
グレーダーを2台繋げる使い方はあるようです。
下記リンクのページを参照ください。
グレーダーを直接2台繋げられるかは、グレーダーの寸法や、グレーダーを設置する場所に依ると思います。
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