家のWi-Fi環境を広げるのに中継機を3台直列で繋いでいましたが、EasyMesh対応の無線LANルーターを3台直列(ルーターモード1台、中継モード2台)で繋ぐように変更しました。
理由は下記です。
・電波の弱い中継機に接続してしまうことがあった
・中継機に接続するとIPアドレスを自動取得できない機器があり、IPアドレスを手動で設定していて使い勝手がよくなかった
・BuffaloのEasyMeshでは、無線LANルーターを直列で中継できるので、送受信範囲の狭い中継機で中継する必要がない
無線LANルーターなら2台直列で電波が届くのか、EasyMeshならIPアドレスを自動取得できるのか、など不明でしたが変更してみました。
変更前
位置Aにルーターモードの無線LANルーターWSR-2533DHP2があり、
位置B,C,Dに中継機WEX-1166DHPSがあります。
位置ZでYouTubeをストレスなく視聴できていました。
位置Aから位置Zまでは、直線距離で25mくらいです。
変更後
位置Aにルーターモードの無線LANルーターWSR-3200AX4Sがあり、
位置B,Dに中継モードの無線LANルーターWSR-3200AX4Sがあります。
結果
- 位置Zの通信速度は改善しました。
(Fast.comで確認)
- 極端に遅いアクセスポイントに接続したままになることはなくなりました。
- IPアドレスを自動取得できました。
(確認した範囲で自動取得できない機器はありませんでした)
- AB間、BD間の接続は5GHz帯でした。
(BD間は壁などの障害が多く、距離もあるため2.4GHz帯になると予想していました。電波状況は良くないようです。)
注意
今回変更した WSR-3200AX4S は、アクセスポイントモードで動作時に2.4GHzで接続するとインターネット接続に問題がある場合があります。(ファームウェア変更履歴Ver.1.20より)
ひかり電話ルーターなどを使用している場合、通常 WSR-3200AX4S はアクセスポイントモードで動作させることになりますので、ご注意ください。
2.4GHz帯で接続する機器があるならルーターモードで動作させる必要があると思います。
そうすると、ひかり電話ルーターと WSR-3200AX4S で二重ルーターになってしまいますので、家の中の機器間で通信できないことがあるかもしれません。配線の見直しや、設定の変更が必要かもしれません。
WSR-5400AX6S であれば上記のようなことを考慮する必要がありませんし、中継できる速度も速いので、予算が合えば WSR-5400AX6S の方がおススメだと思います。
私の場合、無線LANルーター間の中継で2.4GHz帯を使用すると思いアンテナ数が多い WSR-3200AX4S を選びましたが、2.4GHz帯は使用されませんでしたので、 WSR-5400AX6S の方がよかったのだと思います。ただ、3台分の金額を出すほど速度が必要な用途は、私には無さそうです。
参考
EasyMeshのネットワークに、EasyMesh非対応の中継機や中継モードの無線LANルーターを接続できる場合もあるようです。
仕様上、エージェントは4台までなので、5台以上接続が必要な場合はEasyMesh非対応機器でカバーできるかもしれません。
- 位置Aのルーターモードの無線LANルーター(WSR-3200AX4S EasyMesh対応)に、中継モードの無線LANルーター(WXR-1900DHP2 EasyMesh非対応)を接続できました。
(中継モードの無線LANルーターにWi-Fiで接続したタブレットでインターネット接続できました。)
- 位置Dの中継モードの無線LANルーター(WSR-3200AX4S EasyMesh対応)に、中継機(WEX-1166DHPS EasyMesh非対応)を接続できました。
(中継機に有線LANで接続したPCでインターネット接続できました。ただし、IPアドレスの自動取得はできませんでした。)
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