ドライブレコーダーの録画データを見返したところ、抜けていることがありました。
エンジンのスタートからストップまで抜けていて、それ以前の録画データは残っていたので、上書きされたわけではないようです。
車はSUBARUのフォレスター(18年式、SK)、
ドライブレコーダーはユピテルの DRY-WiFiV3c 、
microSDカードはSanDiskの128GBで並行輸入品です。
私の環境で発生した推定原因について記事にします。
推定原因:電源の取得方法が不適切
車に標準装備されているUSBポートから電源を取っていたためだったようです。
録画されないことがある状況からの推測です。
おそらく、エンジンスタート時は、標準装備のUSBポートから出力される電圧・電流が理想的な状態ではないのだと思います。
使用していたドライブレコーダーは、このような電圧・電流で起動すると不正な状態になってしまい、エンジンストップする(電源供給を停止する)まで録画が行えないのだと思います。
使用環境別の発生状況
電源の取り方や、microSDのサイズによって、録画できないことがあったかについてです。
使用環境の変化を時系列で並べています。
検証のために使用環境を変えたわけではありません。
使用環境1
電源:アクセサリーソケット(標準装備) → 付属の電源コード → 本体
microSD:32GB
録画されない現象は発生しませんでした。
使用環境2
電源:USBポート(標準装備) → USBケーブル → 本体
miroSD:128GB
録画されない現象が発生しました。
走行中に録画できていないことに気付き、USBケーブルを抜き挿しすると、録画できました。
使用環境3
電源:アクセサリーソケット(後付) → カーチャージャー → USBケーブル → 本体
microSD:128GB
録画されない現象は発生しませんでした。
推定原因の根拠
使用環境1と2の結果から、電源の取り方か、microSDのサイズに問題があると思われます。
使用環境1と3の結果から、microSDのサイズに問題はないと思われます。
以上より、電源の取り方に問題があると思われます。
また、
使用環境3では問題ないので、USBポートから電源を取ること自体に問題があるわけではないと思われます。
使用環境2では、USBケーブルを抜き挿しすると録画できるようになるので、エンジンスタート直後でなければ標準装備のUSBポートでも問題ないと思われます。
使用機器等
ドライブレコーダー
ユピテルの DRY-WiFiV3c です。
本体の電源端子はUSB mini-Bの形状です。市販のUSBケーブルを挿すことができます。
付属の電源コードはアクセサリーソケットに挿すタイプです。
出力は5V/1Aでした。
microSDカードについて、取説には「32GB 以下の microSDHC カードに対応」とありました。
フォレスターのUSBポート
取説には以下の記載がありました。
「USB電源による動作/充電に対応したモバイル機器、電気製品への電源供給用途」
「各ポートとも最大定格5V/2.1A出力(合計4.2A)を前提」
「アイドリングストップからエンジンが再始動すると、USB 端子の電圧が低下する」
カーチャージャー
AUKEYのCC-S1です。
出力は5V/2.4Aのようです。
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