臨時適性検査を受ける方の送り迎えのため、埼玉県鴻巣の運転免許センターに行きました。
送り迎えだけで、臨時適性検査中は時間を潰す予定だったのですが、臨時適性検査を見ることができました。
ネットを見ると、都道府県によって検査が異なりますし、検査を受ける理由によって検査の内容は異なるようです。
私が見た範囲で、受かる能力があるのに落ちてしまうこともありそうだったので、記事にします。
検査の概要
運転操作の検査と、認知機能の検査だと思います。
検査は普通車を模した車体のような運転席で行います。
見た目のイメージは、ゲームセンターのレースゲームの運転席です。
車体は全く動きません。運転席だけあればよさそうなので、自動車に乗り降りする能力も見ているのかもしれません。または運転の雰囲気を出すためかもしれません。
検査はボンネット上に設置された30インチ程度のモニターを見ながら行います。
運転操作の検査は、ハンドル操作やペダル操作を行っていました。
認知機能の検査は、専用のボタンを押す操作を行っていました。
運転操作の検査について
ハンドル操作・ペダル操作の正確性と、反応時間を見ているようです。
所定時間内に全ての検査に合格できればいいようです。
各検査に1回合格できればよく、合格できるまで何回失敗してもいいようです。
毎回合格を目指すのが基本だとは思いますが、合格できるコツをつかむための失敗回があってもいいと思われます。
認知機能の検査について
約5分間、画面に赤丸が表示されたら、専用のボタンをできるだけ早く押す検査です。
その際、
・画面にはドライブレコーダーのような映像が流れます。
・赤丸が表示される位置はランダムで、画面上にまんべんなく表示されます。
モニターを見ながらボタンを押すだけなので、運転操作は必要ありません。
体の小さい方は運転操作の検査後なので、モニターとの距離が近い状態になっていると思います。
モニターに近いと四隅を確認するための視線移動が大きくなると思うので、シートポジションはモニターを楽に見渡せる位置まで遠ざけたほうがいいと思います。
ドライブレコーダーの映像はただのノイズです。
ドライブレコーダーの映像で危険予測が必要な場所に赤丸が出るわけではありません。
ドライブレコーダーの映像は赤丸から注意を逸らせるためのものだと思うので、危険予測が必要な場所の反対側に赤丸が出ることもあると思います。
ドライブレコーダーの映像に意識を向けることなく、赤丸だけを探せばいいと思います。
検査官の説明から試験の内容を理解する認知機能も試されているように思います。
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