家の電話の子機から発信しようとしたところ、ノイズだらけでした。
スピーカーの故障?と思い、スピーカーホンボタンを押してみると、こちらもノイズだらけでした。
通常会話用のスピーカーと、スピーカーホン用のスピーカーで、異なるスピーカーを使用する子機だったので、スピーカーが同時に故障したとは考えにくいため、スピーカー以外の不調と予想しました。
詳細不明ですが分解してみました。
結論:子機内の異物による音声信号の不正
子機のボタンの反応が悪かったため、ボタンの裏にアルミを貼っていたのですが、1つ剥がれていました。
剥がれたアルミを除去すると、ノイズはなくなりました。
アルミが剥がれて移動したところ、基板上の音声出力用の配線に接触してしまい、音声信号が乱れてしまったのだと思われます。
リモコンのボタンの反応が悪い時に、ボタンの裏にアルミを貼るのはよく聞くので、
ボタンを検出する仕組みが同じだったため、電話の子機でもアルミを貼ってしまいました。
しかし、電話の子機は、スピーカー、マイク、親機との通信など、リモコンに比べ多機能なので、
アルミを貼るような導電性の異物を子機内に入れるのは不適切だったようです。
(リモコンなら適切というわけではありません)
参考
電話はシャープ製でした。
分解に使用したドライバー
アマゾンで売っている精密ドライバーセットで、六角星形の8Hと書かれたものを使用しました。
スピーカーを交換できるか
スピーカーは基盤に直接ハンダ付けされていました。
スピーカーが故障していた場合、子機の交換か、親機と一緒に全て交換するのがメーカーの想定だと思われます。
スピーカーだけ交換することも不可能ではないと思いますが、ハンダごてなど道具が必要になるようです。
新品の部品を入手できるかは分かりません。
ボタンを押すと反応する仕組み
部品点数を減らすためだと思うのですが、導電性ゴムを利用するものが多いようです。
リモコンのボタンの反応が悪かった時に試した記事等です。
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