扇風機のリモコンのボタンが劣化で取れてしまい、操作できなくなりました。
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操作はできるようになったので記事にします。
取れたボタンをテープでゆったりとめる
取れたボタンをテープを使って同じ場所にとめました。
ただし、テープはゆったり貼るようにして、ボタンの裏側がリモコンの配線に接触しないようにしました。
![](https://qchannel.net/wp-content/uploads/2022/07/DSC_0646-768x1024.jpg)
本リモコンの仕組み
ボタンの裏側は導電性があるようです。
![](https://qchannel.net/wp-content/uploads/2022/07/DSC_0641-1024x1024.jpg)
リモコンの配線は右側と左側に分かれていて繋がっていませんが、ボタンを押すことで、ボタンの裏側と配線が接触し、右側と左側の配線が電気的に繋がり、ボタンが押されたことを検出するようです。
![](https://qchannel.net/wp-content/uploads/2022/07/DSC_0638a-1024x1024.jpg)
ボタンを押していいない時
左右の配線が電気的に繋がらないので、電気が流れません。
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ボタンを押した時
ボタンを押すことで、ボタンの裏側の導電体が左右の配線に接触し、配線間に電気が流れます。
これにより押されたボタンが分かるので、ボタンに対応した信号を送信します。
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ボタンを紛失してしまったら
ボタンの代わりに、導電性のあるもの(例えばアルミ)を同じようにとめればリモコンは反応すると思います。
ただし、アルミ箔やアルミテープのような薄い金属は簡単に変形してしまい、リモコンを操作していなくても、導電体が配線に接触してしまうことがあるかもしれません。
この場合、意図せず信号が送信されてしまいます。
意図しない送信により、分解中に扇風機が動き出してケガをしたり、就寝中に扇風機が動き出して冷え過ぎることがあるかもしれません。
導電性ゴムや、リモコン操作程度では変形しない程度に厚みのある金属を使用するほうが安全だとは思いますが、経年劣化でどうなるかわかりません。
買い替えるか、リモコンを必要としない使い方をした方がいいと思います。
使用したことはありませんが、修理に使えるかもしれないものの例です。
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