高速道路の出口料金所で渋滞しているとき、ETCゲートは渋滞しているが、一般ゲートは空いていることがあります。
そのような場合、一般ゲートに進み、入口で使用したETCカードを係員に渡しても、特に損はしないようです。
本記事の出口は一般道につながる料金所についてです。
本線上にあるような、出口であり、別の入口でもある料金所については詳細不明なため対象外です。
ETC無線通信が必要なのは入口のみ
平日朝夕割引、休日割引、深夜割引の「割引適用要件」を見ると、「ETCが整備されている入口インターチェンジを ETC 無線通信により走行」となっており、出口インターチェンジでは ETC 無線通信による走行は求めていないようです。
このため、出口インターチェンジでは、入口で使用したETCカードを係員に渡して料金を支払っても、割引は適用されるようです。
ETC無線通信が必要なのは入口と出口だが、口頭で伝えればいい
ETC2.0割引の「割引の適用要件」を見ると、「「ETC2.0車※」で、ETCが整備されている入口インターチェンジ及び出口インターチェンジをETC無線通信により走行」となっていますが、
「ご利用上の注意」を見ると、「「ETC/一般」又は「一般」の表示のあるレーンにてETCカードの手渡しにより通行料金の精算を行う場合は、ETC2.0車載器を搭載している旨、料金所係員にお申出ください。」となっています。
このため、出口インターチェンジでは、入口で使用したETCカードを係員に渡して料金を支払っても、ETC2.0車載機を搭載していると伝えれば、割引は適用されるようです。
ETC無線通信が必要ない
NEXCO東日本で扱っている、定額の周遊などのドラ割について、申し込みの手順を見ると、
「登録いただいたETCカードでご走行ください。」とだけあり ETC 無線通信による走行を求めていません。
ドラ割の1つであるウィンターパス 2023のQ&Aを見ると、
「Q34. ETCレーンが閉鎖している時はどうすればよいですか。」では、
「料金所係員に登録ETCカードをお渡しください」とあり、
「出口料金所の料金所係員へ『ウィンターパス2023』を利用している旨のお申し出は必要ありません。」ともあります。
これは、ETCレーンが閉鎖している時に限定されないそうです。
ドラ割は、申し込みをしたETCカード利用者への割引であり、ETC 無線通信したことへの割引ではないのだと思われます。
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