OCN光を利用しています。
ひかり電話も利用しているので、ONUとルーターが一体型のひかり電話ルーター(HGW、ホームゲートウェイ)を使用しています。
型番はPR-S300NEです。
インターネットに繋がらなくなることが頻繁に発生するため、OCNに交換を依頼したら、届くまでの間に故障しました。
インターネットに繋がらなくなることと、故障したことに関連があるかは断言できませんが、予兆かもしれませんので記事にします。
交換の依頼はテクニカルサポートへの電話になると思います。
契約者本人または配偶者が電話する必要があり、お客様番号が必要だと思います。
故障時の状態
HGWのランプについてです。
「認証」ランプが消灯していました。
「回線」ランプは点灯していました。
光配線のコードを壁側から抜くと、「回線」ランプは消灯しました。
このような状態の場合、HGWまで信号は届いているが、HGWで正常に処理ができなくなっているようです。
HGWに入った情報を処理できませんので、インターネットに繋がりませんし、電話も使えませんでした。
後日届いたHGWに交換しただけでネットに繋がるようになったので、元のHGWは故障していたということで間違いないと思われます。
HGWは下部がONU部、上部がルーター部になっています。
ONU部が処理した後、機器内部でLANケーブルで繋がったルーター部に送られます。
「認証」ランプはONU部に関する情報なので、ONU部が故障したようです。
機器内部のLANケーブルは抜くことができて、ONU部を別のルーターに接続することもできますが、今回は下部のONUが故障したので、ルーターを変更してもネットには繋がりませんでした。
故障前の状態
インターネットに繋がらない理由は複数ありそうでした。
DNSが機能しない
URLをIPアドレスに変換してから、サイトの情報を取得します。
何も設定を変更しない場合、スマホなどはこの変換をルーターに任せる場合が多いです。
ルーターはインターネット上にあるDNSサーバーに問い合わせて、結果をスマホなどに返します。
故障直前は、この機能が正常に働かず、スマホなどがサイトを表示できていませんでした。
HGWを再起動すると機能していましたが、故障数日前からは再起動しても改善しませんでした。
故障の1カ月前くらいから、HGWを再起動させるのが面倒になったので、
ルーターに変換を任せるのをやめ、直接インターネット上のDNSサーバーに問い合わせる変更をしていました。
表示がタイムアウトする
サイトを表示できず、タイムアウトエラーが表示されることがありました。
HGWのログを見ると、「NAT TX ERROR」のような表示がありました。
スマホでサイトを表示する場合、
インターネットの入口のルーターが必要な情報をサーバーに問い合わせ、
サーバーからの応答を受け取ったルーターが、要求元のスマホに返すのですが、
ルーターが返すスマホの情報を破棄してしまい、どこに返せばいいか分からなくなったエラーのようです。
通信量が多いときに発生し、NEC製のHGWの仕様のようです。
HGWの型番の末尾がNEのものは、NEC製のようです。
仕様のようなので、故障とは関係ないかもしれません。
交換後のHGW
届いたHGWの型番は、PR-400MIでした。
製造は2012年でした。
故障したHGWは2009年から使っていました。
新しくはなりましたが、既に10年以上経過しているので、近い将来故障する気がします。
最新のHGWは、型番は600番台で、500番以降は無線LANを内蔵しているようです。
無線LANが不要だと古い400番台がレンタルされるのかもしれません。
レンタルされるHGWは選べませんでした。
無線LANが必要だと伝えれば500番台以降がレンタルされるかもしれませんが、レンタル料は上がると思われます。
また、HGWの無線LANでは規格が古くなって使わなくなることも考えられます。
高いレンタル料が無駄になるので、Wi-Fiルーターを選べる方は無線LANが内蔵されていないHGWがいいと思われます。
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