離れへの通路に照明があるのですが、スイッチは一つしかなく、離れの直前にあります。
このため、夜間に離れに行く場合、スイッチで点灯させるまでは暗いため別の照明が必要になっています。また、夜間に離れから戻る場合、スイッチで消灯してから戻るため別の照明が必要になっています。
普通は三路スイッチを設置して、二か所で点灯も消灯もできるようにすると思うのですが、工事するのは大変だと思うので、通信機能を使って三路スイッチのように制御できないか検討しました。
現状
パネルには照明用のスイッチが1つしかないので、下記のような回路になっていると思います。
白線は接地側の線で、黒線は非接地側の線です。
パネルまで接地側の線は来ていないので、通信機能のあるスイッチは検討しないことにします。
また、照明用スイッチはシーソー式です。ボタン式(コスモワイド?)ではありません。
案1:スマート電球を使用する
電球をGoogle homeなどに対応したスマート電球に交換すれば、複数個所で点灯消灯を制御できると思います。
母屋と離れの2か所にタブレットなどがあれば、アプリを使って通路を通る前に点灯し、通路を通った後に消灯することができ、三路スイッチのようにできると思います。
ただ、スマート電球をアプリで制御するためには、スマート電球は通電していて通信できる状態である必要があるはずです。今回の構成では既存の照明用のスイッチは残るため、スイッチで照明を消灯してしまうとスマート電球は通電しなくなり、通信できない状態になります。このため、アプリから点灯させることができなくなります。
下記ルールを家族に守ってもらうのは難しいと思うので、不採用としました。
・既存のスイッチは使用禁止(ON固定)
・点灯消灯はアプリで行う
案2:SwitchBotボットも使用する
SwitchBotボットという既存のスイッチを物理的に押したり引き上げたりすることができる機器がありました。
この機器はスマホアプリや、SwitchBotリモートボタンで遠隔で操作できます。
離れ側は従来通り既存の照明用のスイッチで点灯消灯を行い、母屋側はアプリかSwitchBotリモートボタンでSwitchBotボットを操作して既存の照明用のスイッチの操作すれば、三路スイッチのようにできると思います。
今回制御する照明は通路を通る時に制御できればいいので、照明を制御したい場所は通路の入口のみです。簡単に照明を操作できるよう、アプリではなく、SwitchBotリモートボタンを使用することにしました。
シーソー式スイッチの操作について
照明用スイッチはシーソー式のため、点灯と消灯で操作が異なり、点灯を「押す」操作にした場合、消灯は「引き上げる」操作になります。
アプリやSwitchBotリモートボタンからSwitchBotボットに指示する際、「押す」操作と「引き上げる」操作を区別できるのか、区別できず前回と逆の動作をするのか、SwitchBotを購入して確認しました。
アプリでも、SwitchBotリモートボタンでも、「押す」操作と「引き上げる」操作を区別して指示することができました。
- アプリの操作画面
- SwitchBotリモートボタンの設定画面
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