タケノコを道の駅のような直売所に出品しています。
タケノコを採っているのは、
整備された広い竹林ではなく、
あまり整備されていない狭い雑木林です。
このため、木の根や、竹の根(地下茎)の隙間からタケノコが出てくることがあります。
タケノコは、一般的なシャベルで採っているのですが、
根の隙間が狭く、シャベルが入らないことがありました。
出品できる数が多くないので、できるだけ根元まで掘って、根元で切って商品価値が下がらないようにしているのですが、
上記のような環境なので、採れる量の割に、時間がかかっていました。
効率よくタケノコを採る目的で、幅の狭いシャベルを買ってみました。
購入したのは、浅香工業製の「金象印 細く深く掘りやすい溝掘りショベル」です。
腕が悪いと、幅の狭いシャベルだけでは難しそう
幅の狭いシャベルなので、根と根の隙間から出ているタケノコを採りやすくなりました。
ただ、幅が狭くなったため、採りにくい場合もありました。
(根元まで掘る必要が無く、ほど良いところでカットするなら、いいシャベルだと思います)
幅が狭いので、一度に掘れる量が少ない
幅が狭いので、一度に掘れる量が少なくなりました。
無駄に掘る量が減る場合もありますが、何度も掘らなければならない場合もありました。
地上に出ているタケノコを見て、
反っている方向を当てられれば最小限に掘って採ることができますが、
反っている方向を外すと、当たるまで何度も掘り直すことになりました。
一般的なシャベルであれば、最初に大きく掘ってみて地下の様子を見ることができるので、反っている方向を外しても、何度も掘り直すことはないと思います。
幅が狭いので、足で押し込みにくい
シャベルで掘るとき、足で踏んで押し込むと思うのですが、
シャベルの幅が狭いと、足で踏める幅も狭くなります。
力を加えにくくなるので、細い根などを切って掘りたいとき、掘りにくいことがありました。
幅が狭いので、カットできる幅も狭い
根などが入り組んでいて、タケノコの根元を特定できない場合、
タケノコの根元を予想してシャベルでカットしているのですが、
シャベルの幅が狭いと、一度でカットしきれないことがありました。
また、シャベルの先端のカーブもきついので、シャベルの中心をタケノコの根元に当てないと、滑ってズレてしまい、カットできないことがありました。
今後の運用
基本は一般的なシャベルを使い、掘りにくい時だけ幅の狭いシャベルを使おうと思います。
タケノコが反っている方向を見極める腕がないので、この運用が効率的だと思うためです。
この場合、シャベルを2本持ち歩くことになると思います。
必要な時にもう片方を取りに行くようにすると、移動が面倒なためです。
効率は良くなりそうですが、腕が悪いままになりそうなので、時間に余裕があったり、採る数が少ない時に、幅の狭いシャベルだけで採ってみようと思います。
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