家のWi-Fiは光回線なのですが、ひかり電話ルーター(HGW、ホームゲートウェイ)が故障してしまい、インターネットに接続できなくなりました。
各自モバイル回線を使用すればいいのですが、それぞれギガを消費しますし、Wi-Fiのみのデバイスもあるので、使っていないスマホのテザリングで家のWi-Fi環境をインターネットに接続し、いつもどおりWi-Fiを使えるようにしました。
通常時
インターネット
↓(光配線)
ひかり電話ルーター(PR-S300NE)
↓(LANケーブル)
Wi-Fiルーター(1)(WSR-3200AX4S、APモード)
↓(Wi-Fi、EasyMesh)
Wi-Fiルーター(2)(WSR-3200AX4S、WBモード)
↓(Wi-Fi、EasyMesh)
Wi-Fiルーター(3)(WSR-3200AX4S、WBモード)
テザリング時
インターネット
↓(povo2.0)
スマホ(Rakuten Hand、povo2.0)
↓(Wi-Fi、テザリング)
中継機(WEX-1166DHPS)
↓(LANケーブル)
Wi-Fiルーター(1)(WSR-3200AX4S、ROUTERモード)
↓(Wi-Fi、EasyMesh)
Wi-Fiルーター(2)(WSR-3200AX4S、WBモード)
↓(Wi-Fi、EasyMesh)
Wi-Fiルーター(3)(WSR-3200AX4S、WBモード)
やったこと
ひかり電話ルーターの代替
ひかり電話ルーターの役割のうち、2点を置き換えます。
- インターネットの入口
- Wi-FiルーターとLANケーブルで接続
1の「インターネットの入口」は、スマホのテザリングで置き換えます。
2の「Wi-FiルーターとLANケーブルで接続」は、1のスマホに中継機を接続し、さらに、中継機とWi-FiルーターをLANケーブルで接続して置き換えます。
LANケーブルはWi-FiルーターのINTERNET端子(WAN端子)に接続します。
Wi-FiルーターをROUTERモードで動作させたとき、中継機をルーティングの対象外にするためです。
Wi-Fiテザリングで置き換えましたが、
Android11以降であれば、イーサネットテザリングでもっとシンプルに置き換えられるようです。
Wi-Fiルーター(1)のモード変更
ひかり電話ルーターとLANケーブルで接続していたWi-Fiルーター(1)のモードを、APモードからROUTERモードに変更しました。
通常時、ひかり電話ルーターでルーター機能が有効になっているので、Wi-Fiルーター(1)はルーター機能を有効にする必要がないためAPモード(ブリッジモード)にしています。
テザリング時、スマホでもルーター機能が有効になっていますが、Wi-Fiルーター(1)のルーター機能も有効にするためROUTERモードにしました。
スマホのルーター機能では接続できる台数が少ないようで、Wi-Fiルーターに接続する機器が増えると接続が不安定になったためです。
スマホを経由する機器の数は変わりませんが、スマホがルーティングするのは、中継機とWi-Fiルーター(1)のみになりスマホの負担が減るようです。
二重ルーターになりますが、IPアドレスが重複しなければ、インターネット接続に問題は無いと思います。
テザリングするスマホについて
使っていないRakuten Handを使用しました。
eSIMはpovo2.0で、トッピングは「データ使い放題(24時間)」です。
2023年11月13日現在、24時間とありますが、最長で48時間使い放題です。
ひかり電話ルーターは交換を依頼すると、翌日届きました。
回線事業者や設置場所によると思いますが、NTT系であれば数日で届くと思うので、使い放題の日数は長くする必要は無さそうです。
まとめ?
テザリングで家のWi-Fi環境をインターネットに繋ぐことはできる。
テザリングでインターネットに接続する機器の中に、ルーター機能を有効にしたものは必要。
ルーター機能を有効にしたWi-Fiルーターをインターネットに繋ぐ手段が必要。
ROUTERモード、APモード、二重ルーターなどが分からないという方は下のリンクがお勧めです。
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