ソニー ブルーレイレコーダーが無線LANで接続できなくなった話

ソニーのブルーレイレコーダーBDZ-FBT2000を使用しています。

スマホで録画番組を視聴するために、レコーダーを家のWi-Fiに接続したのですが、1日くらい経つとスマホからレコーダーにアクセスできないことが続きました。
調べたことなど記事にします。

推定原因:EasyMesh環境で「Snooping」が有効だったから?

「Snooping」を無効にして検証すべきところですが、有線LANで接続することで解決してしまったので、検証せず推定原因のままとします。
有線LANで接続することが難しい方はお試しください。

推定原因には、ソニーのサポート情報から至りました。
「IGMPスヌーピングの機能が有効になっている場合は無効にしてください」という指示が、現象を説明できそうだと思いました。

ネットワークがEasyMeshや中継機で構成され、同じSSIDのアクセスポイントが複数ある場合、レコーダーが接続するアクセスポイントが変化することがあると思います。
変化しても機器同士が通信できるようにする必要がありますが、「Snooping」が有効になっていると変化前の情報で通信しようとしてしまうことがあり、スマホからレコーダーにアクセスできなくなったのだと予想します。

DLNAとSnoopingに関する記事です。

NEC IX2215 + AT-x510-28GTXでDLNA/DTCP-IPを使う

DLNAだから「Snooping」を無効にする必要があるのか、
ソニーのレコーダーだから「Snooping」を無効にする必要があるのか、は分かりません。
推測すると、ソニーのレコーダーだからではないかと思います。
従来、有線LANしかなかったので接続の経路が変化することはないため、「Snooping」が有効の場合に対処しなかった思われます。
その後、無線LANを追加したことで接続の経路が変化することはあるのに、「Snooping」が有効の場合に対処しないままになっている。という推測です。

パナソニックのレコーダーの類似機能でも、「Snooping」を無効にするような記載があります。

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DIGA(ディーガ)、パナソニック商品をご利用いただくにあたり、お客様へのサポート情報として各商品のよくあるご質問を掲載しています。

参考:有線LANでの接続

無線LANでは接続できそうもなかったため、有線LANで接続しました。

レコーダーとLANケーブルで接続する機器は、使っていない中継機(BuffaloのWEX-1166DHPS)を使用しました。

既設のひかり電話ルーターやWi-Fiルーターと接続する方が簡単ですが、距離があり長いLANケーブルが必要になってしまうことと、生活の邪魔にならないようにLANケーブルを配線することができなかったためです。

中継機は余計な電波を出さないようにするため、2.4GHzも5GHzも無効にしました。
電波の中継をしないのでイーサネットコンバーター相当だと思います。

今回使用した中継機は、EasyMesh環境において接続するアクセスポイントを指定できません。
中継機が接続するアクセスポイントが変化した場合、スマホからレコーダーにアクセスできないことがあるかもしれません。

参考:サポートについて

ネットワークに接続できないことについて、ソニーのサポートを調べてみました。

無線LANで接続できない場合は、有線LANで接続してみて、有線LANで接続できれば解決したことになるようです。

どうしても無線LANで接続されたい方は、LINEやチャットなどで問い合わせになると思われます。

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ソニー製品の総合サポートページ。

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