自動で電源オフするという無線LANルーターを買った話(WRM-D2133HP)

自動で電源オフするという無線LANルーターをフリマアプリで購入しました。
BuffaloのWRM-D2133HPです。

メッシュWi-Fiの親機なので、子機のACアダプターと取り違えたのでは?と予想し、安かったので買ってみました。

結論:何かしらの故障

自動で電源オフしているわけではなく、起動処理が途中で止まっているようでした。

下記動画から、電源投入すると、
1.全ランプ点灯(起動開始)
2.POWERランプのみ点滅(起動中)
3.全ランプ点灯(起動完了)
となるのですが、2で起動処理が止まっているようです。
ランプが消灯したタイミングで処理が止まることが多いため、電源オフしているように見えていました。
ランプが点灯したままになることもあるため、電源オフしているわけではなく、処理が止まったタイミングの状態を維持しているようです。

できることがあるか

起動処理が途中で止まってしまうため、初期化もできませんし、有線LANで接続された機器にIPアドレスが割り当てられることもありませんでした。本機に対してできることは、私にはありませんでした。

「バッファーお客様サポート」に問い合わせてみたところ、「初期化できないなら故障の可能性が高い」「保証期間を過ぎているなら故障の理由にかかわらず修理は有償」とのことだったので、廃棄することにしました。

エラー発生時はPOWERランプが橙で点滅とあったので、検出できないエラーがあったものと思われます。もしプログラム不具合なら保証期間によらず対応してもらえるのでは?と思いましたが、正確な理由はわからないためハード故障と思うことにしました。

分解してみる

廃棄する前に分解してみました。
修理のために分解される方のお役に立てません。
分解についていかなる責任も取りません。

製品底面のゴムを4か所外すと、ビスが4本露出します。アマゾンで売っている精密ドライバーセットで、六角星形の8と書かれたものを使用しました。

ビスを4本外せば、底面の樹脂と、側面の樹脂は外せると思います。

上部の樹脂は、AOSSボタン側のツメから外していけば外せると思います。

残りの基板周りの樹脂は、端子部分のツメから順番に外し、基板を取り出すことができました。

基板のみの状態でACアダプターに接続したところ、なぜか起動できてしまい、所定のSSIDを確認できました。
分解前に比べ、基板から外れているのはアンテナとヒートシンクでした。
起動に影響する部品ではないと思われますし、どの時点で起動できるようになったかは確認できないので、検証などは行わず廃棄しました。

個人的な教訓

  • 出品者の記載に不正確な思い込みが無いか考えてみる。
  • 起動完了が確認できないものは手を出さない。

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