Wi-Fi接続の防犯カメラを増設したら、通信が不安定になった話

Wi-Fi接続の防犯カメラを使用しています。
死角になっている部分があったので、同じ防犯カメラをもう1台増設し、防犯カメラを2台にしました。

増設後は、2台とも従来通り使用できると思っていたのですが、2台とも通信が不安定になってしまいました。
試したことなど記事にします。

推定原因:Wi-Fiの電波の干渉

2台の防犯カメラが、同じアクセスポイントに接続していたため、電波が干渉してしまい通信が不安定になっていたようです。
防犯カメラは、2.4GHzのWi-Fiしか対応しておらず、干渉しやすかったようです。

通信不安定時

1台のアクセスポイントに2台の防犯カメラがWi-Fi接続する環境でした。
アクセスポイントと防犯カメラの距離は5メートルくらいです。
アクセスポイントは屋内、防犯カメラは屋外なので、間に家の外壁があります。
2台の防犯カメラは、30cmくらい離れて設置されています。

試したこと

有線LANで接続してみる

余っているWi-Fiルーターを中継機モードで動作させ、防犯カメラとLANケーブルで接続してみました。

結果、通信は安定しました。

防犯カメラが増えたことによる通信量の増加で、通信が不安定になったわけではないと考えました。

防犯カメラの近くにアクセスポイントを増設してみる

余っているWi-Fiルーターを中継機モードで動作させ、防犯カメラの近くに設置し、防犯カメラとWi-Fiで接続してみました。

結果、通信は安定しました。

通信が不安定だった場合と比較すると、防犯カメラが接続するアクセスポイントまでの距離が短くなったことが違いだと思います。
電波の干渉が原因で、通信が不安定になったと推測しました。

通信は安定しましたが、この対応を解決策にはしませんでした。
Wi-Fiルーターを設置したままにできる、場所と電源を確保できなかったためです。

2台の防犯カメラを異なるアクセスポイントに接続してみる

SSIDが異なる中継機を増設し、増設した防犯カメラは中継機に接続してみました。
中継機はアクセスポイントから離れた場所に設置しました。
中継機のチャンネルは自動で、アクセスポイントのチャンネルとは別のチャンネルになっていました。

結果、通信は安定しました。

通信が安定した理由は、下記1または2だと思います。

1.異なるチャンネルのアクセスポイントに接続した
2.離れた異なるアクセスポイントに接続した

「1のみ」でいいのか、「2のみ」でいいのか、「1かつ2」が必要なのかは未確認です。

この対応を解決策にしました。
中継機はコンセントに挿すタイプで、場所と電源を確保しやすかったためです。

試してないけど解決するかもしれないこと

防犯カメラ間の距離を離す

防犯カメラを増設する場所が、既存の防犯カメラから離れていれば、通信が不安定になることはなかったかもしれません。

増設する防犯カメラの電源を簡単に取得できるよう、既存の防犯カメラの近くに設置してしまいました。
Wi-Fiの干渉が発生してしまう可能性を考慮し、死角がなくなる範囲で既存の防犯カメラから離して設置すればよかったかもしれません。

防犯カメラ間の距離を離すことで解決するなら、中継機を動作させる電力が不要になるので、ランニングコストを削減できます。

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