スキー場で板が外れたまま休んでる方がいたので声をかけてみました。
ちょっと派手に転んで落ち込んでるくらいを予想していたのですが、
滑れなくなっており、外国人でした。
滑れなくなった方を対処したことがなく、勝手がわからない上、
外国人で言語は英語だったため、意思疎通がグダグダでした。
やりとり
「Are you OK?」と聞いてみたところ「OK」とは言ってくれなかったので、問題があるようでした。
スマホを使って意思疎通を取ろうと思ったのですが、自分のスマホを使って対話したことがなかったので、翻訳アプリや翻訳サイトが分かりませんでした。
ちょっと手間取っていると話しかけられ、「husband」「bottom」は分かったので、下に夫がいるから伝えてほしいということなのだろうと思いました。
「外国だから電話できないの?」
「LINE的なアプリを使えるSIMもないの?」
「夫を知らないのに伝えられる?」
など疑問がありましたが、対話で解決する気がしなかったので、写真を撮らせてもらって、夫と思われる外国人がいたら確認してもらうことにしました。
コースの下まで滑ると、上の方を見ている外国人らしき男性がいたので、写真を見せると夫でした。
滑れなくなっていることを伝えると、迷いなくパトロールの小屋に向かったので、ついて行って隊員に補足できることを伝えました。
あとはパトロールで対応するとのことでした。
ただ、手続きをするために小屋に入っていったので、すぐに出発するわけではないようでした。
どれくらい時間がかかるか分からないので、無駄かもしれませんが、夫に伝えたことを伝えるため、一度リフトで上ることにしました。
結果、下りたときには解決していました。
やればよかったこと
あとから、「あのとき、何をすればよかったのだろう?」と思い、パトロールや救助について検索したことなど記載します。
スキー板を挿して×を作る
ケガをした方の板を使って、山側にスキー板を挿して×を作るといいようです。
本人や周囲がより安全になりますし、手伝ってくれる人が集まりやすく、その中に対話できる人がいるかもしれません。
協力者を募る
一人で対処してしまったため、ケガをした方とパートナーが連絡を取る手段を作れませんでした。
協力者がいれば、私と協力者が連絡を取れるようにして、協力者に残ってもらい、私が下におりれば、ケガをした方とパートナーも連絡が取れたと思いました。
メッセージを録音する
録音アプリや自撮り動画などで、パートナーに伝えたいことを録音すればよかったのかもしれません。
パトロールへの救護を検討する
スキー場のコース内でのケガなので、救護はリフト代に含まれるサービスで無料のはずです。
自力で下りられないのであれば、救護をためらう必要はないと思われます。
バックカントリーやコース外の救助が自己負担である印象が強く、
コース内の救護のハードルが上がってしまっていました。
事前に通訳アプリをいれておく
外国人との対話に困ったらスマホを使えばどうにかなると思っていたのですが、必要な時に何の準備もしていないと焦りました。
スキー場で声をかけがちな方は、相手は日本語が通じないことを想定したほうがいいと思いました。
どの翻訳アプリがいいかは分からないのですが、
「Google 翻訳」アプリで「会話」を選ぶと、対話がしやすそうでした。
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