スマートプラグを使えば遠隔で電化製品を再起動(電源オフ→電源オン)することができますが、無線LANルーターやモデムの場合は課題があります。
無線LANルーターなどを遠隔で再起動するにはどうすればいいか検討しました。
課題
スマートプラグと通信できなくなってからでは、スマートプラグを制御できない
無線LANルーターなどがフリーズしている場合
スマートプラグと通信するまでの通信経路にフリーズしている機器があると、スマートプラグに電源オフさせる指示が届かないので、スマートプラグで電源オフさせることができません。
このため、スマートプラグで不調な機器を再起動することができません。
無線LANルーターなどが電源オフしている場合
スマートプラグと通信するまでの通信経路に電源オフしている機器があると、スマートプラグに電源オンさせる指示が届かないので、スマートプラグで電源オンさせることができません。
このため、スマートプラグで不調な機器を電源オンすることができません。
解決策
スマートプラグのスケジュール機能で定期的に再起動する
無線LANルーターなどが不調になる原因が、長時間電源オンのままであるためなら、スマートプラグのスケジュール機能で定期的に再起動させることで、不調になることを防げると思います。
ただし、スケジュールの設定の都合、電源オフと電源オンを同時刻には設定できないので、ネットワークを使用できない期間が1分間存在することになると思います。
スマートプラグを別のネットワークで制御して再起動する
無線LANルーターなどを定期的に再起動しても不調になる場合に必要な対応だと思います。
不調になる機器とは独立した別のネットワークでスマートプラグを制御すれば、不調になった機器を再起動させることができます。
宅内で再起動できればよい場合
余っている無線LANルーターをルーター機能有効にしてスマートプラグを接続しておき、再起動が必要な時だけスマホを接続すればいいと思います。テザリングしたスマホを使えば、スマホ1台でも対応可能です。
Tapo P105に関しては、制御するのにインターネットに接続している必要はありません。
外出先から再起動が必要な場合
格安SIMを使って、モバイルルーターやスマホのテザリングに接続したままにするのがコストがかからないと思います。
モバイルルーターはRakuten WiFi Pocketなら、0円で入手できそうです。
楽天モバイルなら、この用途だけなら1GBも使わないと思うので、通信料は0円で運用できると思います。
要件別の接続図
「定期的な再起動で不調の発生を回避できるか」と「外出先で不調の解消が必要か」の組み合わせで、接続方法が決まると思います。
宅内で再起動できればよい | 外出先で再起動が必要 | |
定期的な再起動でよい | パターン1 | パターン1 |
任意のタイミングで再起動が必要 | パターン2 | パターン3 |
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