USB が Micro-B なタブレットがUSB端子の故障により充電できなくなったので、Micro-B の基板を外付けして充電できるようにしました。
タブレットはNECのPC-TE510BALです。
USB が Micro-B な機器はほとんどなくなっていたので、外付けする基板を Type-C の基板に付け替えて充電できるか試してみました。
購入した基板
外付けする基板は下記リンクのものを購入しました。
GND と VBUS だけ接続する予定だったので、最低限のものにしました。
結論:充電器側が Type-C だと充電できなかった
タブレットと接続する充電器側の端子の形状により、結果が異なりました。
充電器側が Type-A の場合、充電できました。
充電器側が Type-C の場合、充電できませんでした。
充電器側が Type-C だと充電できない理由の推測
タブレット側が充電される側の Sink であると認識できないため、充電器側が出力を開始しなかったのだと思います。
Type-C の場合、極端な例だと充電器同士を接続することができてしまうので、Powerを供給するSourceと、Powerを消費するSinkの関係が確立しないと、充電器側は出力を開始しないようです。
外付けする基板と、その加工によっては、充電器側が Type-C でも充電できるかもしれませんが、断片的な知識しかないため、ここまでしか試しませんでした。
下記商品なら、「オンボードのCCプルダウン抵抗により、パワーシンク用途でレセプタクルを簡単に使用できます。」とあるので充電器側が Type-C でも充電できたのかもしれません。
メーカーと思われるページから、CC1、CC2は5.11kの抵抗でプルダウンしているようです。
参考
USBケーブルの Type-C を Micro-B に変換するアダプタがありますが、このような変換アダプタを使って充電するとき、充電器側が Type-C だと充電できない製品もあるようです。
レビューに充電できないと書かれていたら、故障の可能性もありますが、サポートされていない可能性もあると思います。
レビューから、充電器側が Type-C でも充電できると思われる商品です。
PDで充電できたというレビューがありました。
レビューから、 充電器側が Type-C だと充電できないと思われる商品です。
Type-C – Type-C ケーブルで充電できないというレビューがありました。
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