ジーンズのファスナーが壊れたので、それなりの修理を試みた話

ジーンズのファスナーが壊れてしまい、閉じなくなってしまいました。

「エレメント」が外れてしまい、そこから「スライダー」が外れてしまいました。

ファスナー全体を交換するのが正当だと思いますが、高価なジーンズではないので、使用できる程度の修理を試みました。

ファスナーの部品の名称は下記を参考にしました。

ファスナー各部の名称|YKK㈱ ジャパンカンパニー
ファスナー各部の名称

修理内容:エレメントが外れた部分に「上止め」を取り付ける

「スライダー」が「エレメント」の外れた部分よりも移動すると、「スライダー」が外れてしまうので、「スライダー」の移動を制限すれば、「スライダー」は外れなくなると思います。
「スライダー」の移動を制限する部品として「上止め」というものが使われているので、「上止め」を買って取り付けることにしました。

壊れたファスナーをみると、YKK製で5YGとありました。
サイズが「5」というこのようです。

Universal® | YKK㈱ ジャパンカンパニー
1940~50年代のアメリカ製ジッパーを元に復刻したファスナーです。コットンテープ・プレススライダー等を使用し、雰囲気は当時のままに、品質は現代のスペックに置き換え、より付加価値を持たせました。
ファスナーのサイズ|YKK㈱ ジャパンカンパニー
ファスナーのサイズ

サイズが「5」と思われる「上止め」で、送料込みで安そうなのは下記でした。


不要なジーンズの「上止め」を取り外して、付け直すことで対応できるかもしれません。
おそらく金属製なので、一回外しただけで千切れることはなく、千切れていなければ「上止め」としての機能は果たせると予想します。

「上止め」を取り付ける前に

「上止め」を取り付ける前に、「スライダー」で開閉できる状態に戻す必要があります。

正当な戻し方はわかりませんが、戻せた方法を紹介します。

「エレメント」が外れた先で噛み合わせる

「エレメント」が外れたところから開く方向に噛み合わせればいいのですが、上手く嚙み合わなかったので、さらに閉じる方向に噛み合わせてから、多少強引に開く方向に噛み合わせました。

「エレメント」が外れたところより、さらに閉じる方向で噛み合わせます。

多少強引に開く方向に「スライダー」を移動すると、噛み合わせることができました。

「エレメント」の噛み合わせがズレたら

「エレメント」の噛み合わせを途中から始めるので、最後がズレてしまうことがあります。

修正するには、一度外す必要があります。
どちらかが余っていると思うので、噛み合わせの開始位置などを調整してやり直してください。
何回かやっていると、正しく噛み合わせることができると思います。

ズレていないけど、最後まで噛み合わない場合もあると思います。
例えば、左右の「エレメント」の向きが合っていない場合に、噛み合わないことがありました。
「エレメント」をジーンズの内側から押し出して向きを合わせると、最後まで噛み合いました。

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