外部アンテナがあるので繋がりやすそう、というイメージで数年使用しています。
ファームウェアを最新にしていれば既知の障害や問題は解決されるものと思っていたのですが、未解決のままだったり、設定変更が必要なことがありました。
私の設定の問題だと思っていろいろ試してしまったことが何回かあったので、まとめる目的で記事にします。
新しい内容は特に無いと思います。
フリーズ/ハングすることがある
下記通信でフリーズ/ハングするそうです。
- IPv6を介した通信
- 2.4GHz帯の通信
- VPNクライアントの通信
電源ボタンが機能していなければ、本現象が発生していると思われます。
2021年6月20日現在、ファームウェアの変更履歴からは修正されていないと思われます。
中継機として使用したときインターネット接続できないことがある
中継機として使用した場合、中継機に接続した端末からインターネット接続できない場合があります。
無線LANルーターの設定で、「OUI変換」を有効にすると解決する場合があります。
下記は、WXR-1900DHP3のファームウェアの更新履歴からの引用です。
Ver.2.56[2018/07/24]
【機能追加】
・[詳細設定]-[WB(中継機能)]に「OUI変換」の設定を追加しました。
本商品を中継機としてお使いの場合で、一部のAndroid端末(※)がインターネットに接続できないときは、
「OUI変換」を「使用する」にすることで改善する場合があります。
※2018年7月現在、以下の端末で問題が発生することが確認されています。
・AQUOS ZETA SH-01H
・AQUOS R SH-03J
・Xperia Z5 SO-01H
・Xperia X Compact SO-02J
・Xperia XZ1 SO-01K
・Xperia XZs SOV35
・Xperia XZ SO-01J
・Nexus 5X
・Nexus 6P
ちなみに、「Rakuten Hand」でも発生しました。
「OUI変換」を有効にするとインターネット接続できました。
ただ、「OUI変換」が無効のままでも、インターネット接続できた方法もありました。
「Rakuten Hand」でネットワークのSSID別の設定で「ランダムなMACを使用する(デフォルト)」から「デバイスのMACを使用する」に変更するとインターネット接続できました。
ルーターで「MACアクセス制限」を行っているなどの理由で、「OUI変換」を無効のままにしたい場合はお試しください。
使用するMACに関する設定は、端末やAndroidのOSバージョンによっては存在しないようです。
「Rakuten Hand」での設定の場所は下記画像を参照ください。
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