Buffalo WSR-3200AX4Sの調子が悪くなった話

Buffalo の SWR-3200AX4S のファームウェアを Ver.1.26 に更新したところ、2日連続で調子が悪くなりました。
調子が悪くなった1回目で、ルーターのACアダプターを抜くと解消しましたが、翌日も調子が悪くなりました。

ファームウェアの更新と、調子が悪くなったことの因果関係は不明ですが、Ver.1.22 に戻しました。
(EasyMeshで3台使用しており、3台ともVer.1.22に戻しました)

調子が悪くなった内容についてのメモ程度の内容です。

不調な内容

気付いた正常ではない内容です。
全て同時に発生したわけではなかったと思います。

IPv4関連の機能が不調になったようです。

ルーターの設定画面を表示できない

ルーターのLAN側IPアドレス(192.168.11.1)を、PCのブラウザから入力してもアクセスできなかったり、アクセスできてもログイン画面までしか表示できませんでした。

スマホアプリのStationRadarでは、ルーターを見つけることができないため、ルーターにアクセスできませんでした。

特定のサイトを表示できない

例えば Yahoo!(yahoo.co.jp/)を表示できませんでした。

表示できないサイトについて、Windows のコマンド プロントで「ping」コマンドを実行すると、「見つかりませんでした。」となりました。
正常時に同じことをすると、表示されるIPアドレスはIPv4形式のものでした。
(表示できるサイトは、「ping」コマンドで表示されるIPアドレスはIPv6形式のものでした。)

特定のサイトを表示できないデバイスは、DNSサーバーをルーター(WSR-3200AX4S)のLAN側IPアドレス(192.168.11.1)にしていました。
このようなデバイスのDNSサーバーを「8.8.8.8」とすると、サイトを表示できました。

デバイスにIPv4 アドレスが割り当てられない

Windows10 PCで「IP 割り当て」を「自動(DHCP)」としていた場合、ネットワークのプロパティを確認すると、IPv4アドレスが表示されませんでした。

EPSONのWi-Fi接続のプリンターでは、Wi-Fi接続を完了できませんでした。
プリンターのステータスを印刷するとIPアドレスは、「169.254.117.30」と表示されました。
セグメントが異なりますので、おそらくルーターから割り当てられたのではなく、プリンターの初期値のままなのだと思います。

インターネット環境

光回線

OCN 光 ファミリータイプ

ONU(HGW、ひかり電話ルーター)

PR-S300NE

Wi-Fiルーター

SWR-3200AX4S 3台(EasyMesh コントローラー1台、エージェント2台)

コントローラーはルーターモード。
このため、PR-S300NEと二重ルーター。
WAN側IPアドレスはDHCPサーバーから自動取得。

その後

Buffalo の SWR-3200AX4S のファームウェアを Ver.1.35 に更新したところ、同じような感じで調子が悪くなりました。
バージョンを元に戻すのが面倒だったので、Wi-Fiルーターの設定を変更してみました。

コントローラーはルーターモードでしたが、APモード(ブリッジモード)に変更しました。
二重ルーターになるのにルーターモードにしていた理由は、APモードにすると2.4GHz使用時に不具合が発生することがあったためでした。
この不具合は、Ver.1.22 で修正されています。
このため、Ver 1.35 なら、APモードを使用できるはずなので、本来使用すべきAPモードに変更しました。

変更後、調子が悪いと感じることはなくなりました。

ただし、EasyMeshについては、下記「参考」のリンクに記載の対応をしています。
エージェントに接続したデバイスがインターネット接続できないようでしたら、試しに参照ください。

参考

WSR-3200AX4S で EasyMesh の調子が悪くなることがありました。

どういう状態かまったく分からず、調子が悪くなることがありました。

非公表な不具合や、機器の相性が原因だった場合、調べて分かることは、ほとんど無いと思います。

原因不明な場合、下記リンクにあるように、ネットワーク機器を全て再起動するのが早いと思います。

https://www.buffalo.jp/support/faq/detail/124141275.html

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